こんにちは、2019年4月にアジアクエストに入社する皆川颯人(みなかわ はやと)です。
今回は「私の入社前の過ごし方」というテーマで記事を書きたいと思います。
その前に私の将来の夢についてですが、
「世界中どこでも、誰にでも同じ教育機会がある世界」
を目指して働きたいと思っています。簡単に言えばIT×educationってやつです。
それを実現するにはインターネットの力が不可欠だ!
と思いアジアクエストに入社してITの道を歩んでいくことを決めました。
そんな私ですが、大学も社会学部とITからも教育からも程遠い世界。
4月からITのことはたっぷり勉強できそうだし、教育について勉強したいと思い
入社前どのように過ごすか、プランニングが始まりました。
8月〜9月
8月までに大学卒業に必要な単位を取り切り、
9月はSan Diegoの日系幼稚園・小学校でインターンをしました。
私は日本でいう年長さん(5歳)と1年生(6歳)合計9人のクラスを担当し、
1人の先生として仕事が始まりました。1日のスケジュールは8時から授業の準備を始めて、
8時半に生徒をお出迎え、国語や算数の授業を経て生徒たちと給食。
午後は体育や図工などの科目を教えたり、生徒の宿題を考えたり、添削したりなど
あっという間に日が暮れてしまうという毎日でした。
実際に働いて感じたことですが、
先生は本当に、本当に忙しい!
ゆっくりお水を飲む時間もないくらい、引っ切り無しに問題が起きます。
生徒同士がけんかを始める、どこかにいってしまう、モノをなくすなどなど。
しかし作業の所々では、ここはうまくITを使えば時間短縮できそうだ
などと感じる部分がありつつも、子供たちに翻弄される毎日でした。
10月
10月はリフレッシュの意味も含め
香港、中国(広州・深圳)、フィリピン、タイ、ベトナムなどを旅してきました。
どこも飛行機で2~4時間程度の距離にもかかわらず、
行く国によって言語も雰囲気も人々の性格も大違い。
特に中国ではcash lessが非常に進んでいて現地の人でお札を持っている人は、
ほとんど見かけませんでした。
おじいちゃんやおばあちゃん、また小さな出店のような場所でもみんなQR codeで支払いをしており、
日本もいつかこんな風にならないかなとうらやましく見えました。
11月〜12月
11月~12月途中まではフィリピンの語学学校でインターンをしていました。
フィリピン人の先生のマネジメントの難しさや、現地大学生との話を通じて
日本の大学との勉強量や就職までの過程の違いなど様々なことを知ることができました。
フィリピン人の先生たちは明るくおおらかで、優しいのですが、反面時間にルーズだったり、
仕事に対してもモチベーションが日本人と違ったりなど苦戦する場面が何度も。
また、フィリピンの大学生はとても勉強が忙しく、寝る時間も6時間を切る日がしばしばあるとか。
働き始めてからの方が生活は楽になるそうです。
フィリピンのビーチにて
12月後半〜1月
12月後半~1月一杯まではケニアでNPO法人ACEFに所属しボランティアをしました。
子供たちに日本のカルチャーや英語の文法を教える授業をしたり、
職業センターの生徒に料理を教えたり、子供たちのためにバスケットボールコートを作ったり
、世界最大のキベラスラムに訪問したりと幅広い体験をさせていただきました。
中でも教育現場で先生1人に対して生徒が40~50人いたり、
先生が学校に来たり来なかったり(緊急代理で何度か授業をお願いされました)、
まだまだ体罰が残っていたりなど日本では考えられないようなことがたくさん起こっています。
その中でも子供たちは新しいことを勉強するのに興味津々で、
寝ている生徒は1度も見かけませんでした。こんな子供たちに良い教育の機会をぜひと、
改めて感じる毎日でした。
ケニアの広大な土地との1枚
最後は砂漠で有名なドバイで1週間程度バケーションを過ごし日本に帰ってくると、
雪とインフルエンザウイルスが散らついていました(笑)
ということで4月からは社会人1年目、アジアクエストの一員として働いていきます!
海外に行っていた分キャッチアップが大変そうですが頑張っていきます。
よろしくお願いします。